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こうして人生の円環は閉じられる~「LOOPER」 - 2013.01.15 Tue

年が明けても観たい映画が目白押しで大変です(笑)
ということで、今回は「LOOPER」(2012)をお送りします。
ネタバレあるかもしれませんのでご注意ください。



2074年の世界では、殺人が不可能になっていた。この時代の人間は生まれるとすぐに体内に
ナノマシンを埋め込まれ、それは死後二年まで動き続けるという。
つまり、人は死ぬとその場所や時間まで瞬時に特定され、それによって加害者もわかるということだ。
殺人も犯せないこんな世の中じゃ(ry ということで、悪い奴らはタイムマシンで過去に
殺したい奴を送り込み、過去ータイムマシンのないーの人間に殺させることにした。

2044年。この時代に送り込まれてきた人間を殺す者たちは“LOOPER”(ルーパー)と呼ばれていた。
彼らを統率するのは、未来の組織から送られてきたエイブ(ジェフ・ダニエルズ)という男で、
彼の指示でルーパーたちは所定の場所と時間に、未来からのターゲットを待つ。
そして転送されてきたと同時にラッパ銃と呼ばれるデカイ銃で撃ち、確実に殺す。
死体は焼却炉で焼き、それで仕事は終了。未来の人間は行方不明となり、絶対に見つからない。
報酬はターゲットの背中に貼り付けてある銀の延べ棒。貧富の差が激しい2044年では結構な報酬で、
ルーパーたちはカッコイイ車、高価な服を身につけ、毎晩クラブでドラッグをキメながら
ドンチャン騒ぎを繰り広げていた。

ルーパーのひとり、ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、今だけが楽しければいい、
この仕事を引退したらフランスに行きたい、という小さな夢だけを持って生きていた。
ルーパーたちは違法な存在なので、三十年後には自分が過去に送られて、過去の自分に殺されるという
契約を結ばされていた。ルーパーたちの間では、それを“ループを閉じる”と呼んでいた。
ループが閉じられると契約が終了し、ルーパーは死までの三十年を刹那的に生きるのだ。
いやー、私だったらまずそんな仕事は選びませんが、自分がいつ死ぬかわかってて生きるって、
つらいですよね。あーでも頭に布かぶせられて、過去に着いた途端バーン、で一瞬で死ぬなら
まあいいかな…なんて思っちゃう奴もいますよねきっと。報酬は信じられないほどいいし。
しかもループを閉じる時には金の延べ棒だし。
ジョーも言ってますが、前向きに生きる者にはとても勤まらない仕事ですね。

そんなある日、ジョーの親友で同じくルーパーのセス(ポール・ダノ)が突然ジョーを訪ねてきて、
「かくまってくれ」と言ってきた。
セスはある時、未来の自分が送られてきたことに気づき、掟を破って自分を助けてしまう。
それを知った組織がセスを追ってきたのだ。
ジョーはしぶしぶセスをかくまうが、エイブに呼び出され、自分の人生までメチャクチャになるぞと
脅され、ビビってセスの居場所を吐いてしまう。
それからの展開が恐ろしかったです。
2044年の時代を必死に逃げる2074年のオッサンになったセス。ふと気づくと腕に傷がついている。
よく見るとそれは文字で、〇分以内に〇〇へ来い、という過去の自分からのメッセージだった。
それを無視して逃げようとするオッサンセスだったが、フェンスをよじ登ってる最中に、自分の
指が一本ずつなくなっていくのに気づき、焦りはじめる。
そう、過去の自分が組織につかまり、拷問を受けているのだ。指は完全になくなり、次に鼻が削がれ、
手がなくなり、ついには足も…
どうにか組織の指定した場所に着いた時には、ルーパーを監視するガットマンという役職の男に
オッサンセスは撃たれ、殺された。

ループを閉じることに失敗すると恐ろしいことになる、と知らされたところで、
ジョーにも同じことが起ころうとしていた。
ある日、いつものように未来からのターゲットを待っていると、時間になってもあらわれない。
しばらく待っていると、頭に布をかぶせられていず、拘束もされていない中年男があらわれた。
その男をひと目見て、未来の自分だとジョーは理解した。すぐに殺さなければ自分が殺される。
だが、ジョーはその場に固まってしまい、未来のジョー(ブルース・ウィリス)に殴られて気絶して
しまった。

きっとジョーは未来の自分を見て、「え、コレオレ!?オレ将来ハ〇るの!?」とおもいっきり
動揺したに違いありません(笑)
初めジョセフを見た時、「なんかいつものジョセフじゃない!」と違和感バリバリだったのですが、
彼、ブルースに似せるため、特殊メイクをしてたんですね。いつものカワイイ系の顔が堅い顔つき
になってたんでちょっと悲しかったです。
特殊メイクだけに頼ってるんじゃなく、声のかんじとかしゃべり方もブルースに似せてるんですよね。
このへんの演技はうまいな、と思いました。でも心の中で「俺〇ゲるの…」と絶対落胆してたハズです(笑)

速攻で失敗が組織にバレ、ジョーはなんとか逃げたオッサンジョーと接触しようと、自らの腕にメッセージを
刻み込む。捨て身の策が功を奏してどうにか接触を持てたジョーは、オッサンジョーから
衝撃の事実を聞く。
オッサンジョーは三十年前にループを閉じ、中国へ飛ぶ。貯め込んだ金でしばらく豪遊するも、
すぐに資金が尽き、強盗や殺しを重ねて悪の道をひた走る。
この間、十年ぐらいはジョセフが演じ、途中からブルースに替わるんですが、長めのヅラかぶってて
でも前から禿げあがってきてるという、恐ろしい髪形なのが笑えました(笑)
いやー自分の三十年後がブルース・ウィリスだったら絶望するわ…
どうせハゲるんならショーン・コネリーぐらい渋いオッサンになりたい…

で、悪にも疲れ果てたころ、ひとりの女性と出会って結婚し、幸せな生活を送っていたらしい。
だが、そのあたりでちょうど三十年たち、組織によって拉致され、ついでに妻も殺されてしまった。
タイムマシンに乗せられる少し前になんとか反撃し、そこにいた組織の人間をみな殺しにして、
オッサンジョーは自らの意志でタイムマシンで過去へと向かったのだった。
実は2074年の世界では、突如あらわれたレインメーカーなる人物が悪の組織を支配して、
次々とループを閉じていたのだった。オッサンジョーの妻もレインメーカーに殺されたような
もんなので、過去に行ってレインメーカーの子供時代で抹殺すれば未来も変わる!だから俺は
レインメーカーを探し出して殺してやる!とオッサンジョーは鼻息荒かった。
ジョーはオッサンを殺さないと自分の未来もないと焦るが、オッサンに説得されてレインメーカーを
探すのに付き合うことになった。
…ってどっかで聞いたことあるような話ですよね。そうです「ターミネーター」です。
この作品は「ターミネーター」だけでなく、過去のいろいろな作品にオマージュを捧げている
そうです。あとでパンフを読んで初めて知りました。監督は「BRICK」でジョセフとブルースを
共演させたライアン・ジョンソン。ジョン役はジョセフでアテ書きしてたそうです。
ジョセフの世を拗ねたような、どこか投げやりな表情は、余命のわかってる人生を送る男にピッタリ
ですよね。
そして「あきらめない男」と言えばブルースですが、なんとか運命を変えようとあがくオッサンジョー
にピッタリで、まさに配役の妙と言えます。

このふたりに、農場に住む母子が絡んで、ひとひねりもふたひねりもある展開になっています。
はたしてふたりのジョーはレインメーカーを探し出して未来を変えることができるのか?
彼らの運命やいかに?といったところで感想を終わりにしとかないと、完全ネタバレになってしまいます。
そんなに予算はかかってないように見えますが、脚本が面白いです。
やっぱり映画はアイディアだなあ、と思いました。アレ?なんか前にも同じこと書いた気がする…
あとちょっと思ったんですが、ジョセフ・ゴードン=レヴィットって、十年ぐらいたったら
石井琢朗(元横浜→広島)になるような気がします…(笑)




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