2017-11

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総統!オレ白いです~「アイアン・スカイ」 - 2012.11.17 Sat

やっと来ましたこの映画!ちょっと前に出たムック本を購入して以来、待ちに待っておりました!
全世界のナチ好き(思想を除く)にはたまらん企画ですよ奥さんんん!!
いやー数々の映画・マンガ・小説であくどいことをやってきた世界の悪役ナチスですが、
今回は結構見直しちゃうかもですよ奥さん!(コラ

というわけで今回はフィンランド製SF映画、「アイアン・スカイ」(2012)をお送りします。
ネタバレてんこもりですのでご注意ください。



パンフレットやムック本を読むと、ある日フィンランド人の映画監督、ティモ・ヴオレンソラと
脚本家のヤルモ・プスカラがサウナに入ってた時に、プスカラが振ってきた与太話
「俺さー、夢で自転車に乗ってて、後ろにヒトラーが乗ってて、俺の耳元でなんか囁かれたんだよねー。
それで、ナチが月から攻めてくるっていう映画を作ったら面白いんじゃね?って思ったんだけどー」
からこの映画の構想が始まったらしいです。

それでとりあえず短いティーザー(予告編)を作ってネットで流し、この映画に賛同してくれる出資者を
募ったそうです。
「第二次大戦後、月に逃げたナチスの残党が、70年の時を経て地球に攻めてくる」というプロットで
面白くならないはずはありません!早速全世界のナチ映画好きたちが出資を始め、なんと一般の
ファンだけで100万ユーロ(一億円)が集まったそうです。
うわあ知ってたら私も出資したのに…と思ってたら、一口1000ユーロ(10万円)からということで、
たぶん断念しただろうな…。ま、とにかく、なんだかんだで結構集まったらしく、低予算ながら
見ごたえのある作品が出来上がった、という次第です。


話は2018年、アメリカが久しぶりに月に行くところから始まる。
この冒頭の宇宙船着陸シーンからとてもよくできていて、「おっ」と思わせましたね。
宇宙船は着陸と同時に垂れ幕を下す。そこには“Yes,She Can”のキャッチフレーズとともに
ニッカリ笑うサラ・ペイリンっぽいオバちゃんがデカデカと写っていた。
そう、これはアメリカ大統領選における宣伝の一環なのだった。2018年にはアメリカの大統領は
共和党の超タカ派、悪名高いサラ・ペイリンそっくりの女性が就任していて、次期大統領選での
再選を目指していた。そのために宇宙飛行士に黒人のモデル、ジェームズ・ワシントン(クリストファー・
カービイ)を抜擢して大々的な宣伝活動を繰り広げる、という計画だった。

だが、先に月に降り立ったプロの宇宙飛行士が月を探索しているうち、とんでもないものを発見してしまう。
なんだか宇宙基地みたいなのが建ってる!いったいどこの国!?
混乱する飛行士の背後に忍び寄る怪しい影!見覚えのあるヘルメット、ガスマスク、ロングコート、
こ、これってひょっとして…ナチ!?
そう思う間もなく、飛行士はナチらしき兵に撃たれて絶命する。ひとり残されたワシントンはそいつらに
拉致され、基地へと連行される。

そこで基地の全景が映し出されるのですが、画面いっぱいにハーケンクロイツがドーン!とアップに
なって、それがそのまんま基地なんですから、ショッカーも真っ青な堂々の悪の本部っぷりに
まず驚かされます。そうだよなあ、我が国家社会主義ドイツ労働者党は派手好きだもんなあ。
つーか、この角度、有名なナチの党大会の映像でよく見るアレをパロってますね。
もうここでオールOKな気にさせられます。
なんか宇宙服なのにナチの制服のデザインそのまんまなのもカッチョよかったです!

ナチスの残党がどうやって月に逃げてきたのかとかそういう細けえことはいいんだよ、とか
思いますが、実はナチスはでっかい武器萌えなとこがあって、円盤型飛行機とか興味を持ってた、
という説もあるんで、そこらへんでまあ、飛んで行けたんではないかと(笑)
で、そこで人工授精とか法的結合(アーリア人優性理論)によって純血のアーリア人を増産し、
党の方針を徹底的に教育して現在に至っていた。
にっくきアメリカからどんな奴がやってきたのか、とワシントンのヘルメットを取ってみると、
あーらびっくり黒い人!!
彼らはアーリア人至上主義なんで、黒人なんか奴隷以下としか思ってなかった。だがワシントンが
持ってたスマホがあれば、月面ナチス最大の宇宙戦艦が起動可能と気づき、とりあえず地球専門の
研究家で小学校の教師も務めるレナーテ(ユリア・ディーツェ)を派遣し、ワシントンの
分析を依頼する。
レナーテとワシントンが初めて出会うシーンが最高です!監視の隙をついて逃げ出すワシントンが
出口かと思ってエアロックを開けちゃって、外に放り出されそうになっちゃうんですが、
レナーテの制服が風圧で脱げちゃって「いや~ん♪まいっちんぐ~♪(by中野貴雄)」なことに
なっちゃうんですよ奥さんんん!!(鼻血
ユリア・ディーツェって結構ドイツじゃメジャーな女優さんらしいんですが、そんな人が(けっこう
カワイイ)ブラとパンティモロ見せ(色は白)で、しかもパンスト履いたままという、高得点な
姿を披露しちゃうんですよ奥さんハァハァ

レナーテちゃんはナチの思想を本気で素晴らしいと思ってる、ある意味天然ボケなキャラで、
チャップリンの「独裁者」を「地球でいちばん有名な短編映画」と子供たちに教えていた。
イヤーコレあのヒンケルが地球を模した風船をもてあそぶ10分ぐらいのシーンだけ抜き出して
るんだよね、しかもチャップリンが総統激似で笑っちゃう奴だよね…
コイツの婚約者は次期総統とも言われるアドラー(ゲッツ・オットー)で、レナーテちゃんと
“法的結合”(意味わかりますよね)を試みるも、結婚前は純潔を守るつもりのレナーテちゃんには
通じず、イライラしていた。
アドラーは月面総統コーツフライシュ(ウド・キアー!)の指令で、地球にスマホを取りに行く
ことになり、ワシントンも同行させる。だが、ワシントンはレナーテちゃんの父でイカレ科学者の
リヒター博士に、薬で肌を白くさせられていたのだ!
車椅子に乗ったワシントンが総統に忠誠を誓わされそうになって、例の敬礼をするもんか、と
自分の右手を必死に抑えるシーンは、キューブリック「博士の異常な愛情」のパロディですね。
私の大好きなストレンジラブ博士の怪演が忘れられません。

地球に来たアドラーとちゃっかりついてきたレナーテちゃんは、大統領の広報官ヴィヴィアン(
ペータ・サージェント)に面会する。なんか頭のおかしな奴らがやってきたと思っていた
ヴィヴィアンだったが、そのうちこれは選挙戦に使えると大統領に面会させる。
黒を基調としたSS風衣装に身を包んだ、まるでモデルのようなイケメンアドラー(身長199センチ)
と、イルザ様風のシャツの胸元あらわなエロエロな衣装のレナーテちゃんが、アメリカ大統領の前で
ナチの平和思想を滔々と演説しまくる姿は壮絶超絶カッチョよかったです!
大統領がそれをカッチョいいと思っちゃって、そのまんま選挙演説に流用し、ポスターデザインも
1930年代、ドイツの選挙でアドルフ・ヒトラー総統閣下が立候補した時のポスターデザインまんま
なところがブラックでした。
レナーテちゃんいいなあ…。無自覚エロ最強!なんであんなに胸元パックリなのにおかしいと
思わないんだろう…。ほのかに見えるオッ〇イが白くて丸くてもう…ウチの中坊に見せたら
何かが目覚めそうな健康的かつ退廃的なエロさって、そうそうないですよ奥さん!


そんなある日、レナーテちゃんはNYに来た時にはぐれてしまったワシントンと再会する。
ワシントンはホームレスにまで落ちぶれていた。ワシントンは懸命に、レナーテちゃんに
ナチス思想の危険性を説こうとするが、レナーテちゃんは信じようとしない。
だが、映画館で「独裁者」のロングバージョン(笑)を見てショックを受け、さらに
ネオナチのみなさんのカッコだけ真似したチンピラの存在に衝撃を受け、やっと目覚める。

同じころ、アドラーに一目ぼれした広報官ヴィヴィアンが必死にアタックしてる最中、
アドラーの次期総統の座を狙うという野望に気づいたコーツフライシュ月面総統が
総動員で地球にやってきた。どうするどうなるアドラー!?そしてナチの野望、地球征服を
止めようと奮闘するワシントンとレナーテちゃんの活躍やいかに!?


話はここからさらに面白くなってくるし、語りまくりたいこと山の如しなんですが、
いい加減長いのでこの辺で終わります。
とにかく細かすぎるナチネタ満載で、何度でも見たくなります。そして語りたくなりますが、
たいていの方に語り倒すとドン引き間違いなしな危険なネタですので、
とりあえずブログに書いて憂さを晴らすことにします(笑)
おりしも衆議院選挙も決定したこのごろ、比例代表にはぜひ「国家社会主義ドイツ労働者党」
とお書きください!(大ウソ)
ちなみに、ナチというのは蔑称だそうです。まあもう世界の悪役だしね…。
ですがこの映画、ただのパロディではありません。正面きってアメリカを“世界のジャイアン”扱い
してますし、他の国も似たり寄ったりだ、と看破してます。
ラストは“また会いましょう”だしね(ネタバレすみません)

いやー細かいことがわからなくてもじゅうぶん面白いので、ぜひぜひ観てみてください!!
ジークハイル!(コラ



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いいと思います!

矢部様

コメントありがとうございます!
これに懲りずにまたのお越しをお待ちしております。


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映画オタクの主婦です
「ケロロ軍曹」ギロロ×夏美の同人サイト運営中
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