2017-11

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神の見えざる手~「トゥルー・グリット」 - 2011.05.11 Wed

はあああ…仕事の関係で一時的に専業主婦に戻って早や二十日近くですが、
なんかボケちゃっていろいろとやらかしてしまいます…。
こんな時は映画の感想でも書いて気分転換だ!

このごろ見たい映画が次々と公開されてて、こういう時だけ休みでよかったと思います。
というわけで、私にとってのゴールデン・ウィークとなってる今週の映画一発目は
「トゥルー・グリッド」(2010)をお送りいたします。
極力ネタバレは避けますが、この映画を観ようと思っていらっしゃる方は、映画鑑賞後に読まれることを
オススメします←何このパンフ仕様



「ジョン・ウェインが悲願のオスカーを手にした『勇気ある追跡』(1969)から41年。同名のオリジナル
原作(チャールズ・ポーティスの『True Grit』)を、より忠実にリメイクした傑作西部劇が誕生した」
(パンフより)

ワタクシ、旧作の方はタイトルぐらいしかわからなくて、今回が初見でした。私より前にパンフを買ってた
オジさんが、係のお姉さんに「前のはジョン・ウェインが…」と得々と講釈垂れてました。
ソッチ方面から観に来た中高年の方もいらしたようですが、私はもちろん、大好きなコーエン兄弟の
新作ということで楽しみにしておりました。パンフの説明にあるように、今作は旧作のリメイクということでは
なく、原作をもとに映画化するというスタンスで撮影に臨んだ、とコーエン兄弟は出演者たちに
説明しているようです。

これは、19世紀の終わりに、アメリカ西部のとある町で父親を殺された少女の復讐譚で、少女の目線で
物語は進んでいきます。

14才の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、父が殺された町にやってきた。賞金首の男と
争い、金貨と馬を奪われ、殺されたのだった。家族は母と、弟と妹。読み書きも出来ず計算も弱い母に
代わって、一家が営む牧場の金庫番となっていた。
マティの目的はただひとつ、父を殺したチェイニーという男を探し出して殺すことだった。
マティは町で一番の腕きき、保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジズ)を雇い入れ、さらにはテキサスから
チェイニーを追ってきたレンジャーのラビーフ(マット・デイモン)も加わって、マティの人生における
最大の試練と冒険が始まる。

このマティ役のヘイリーちゃんを最初に見た時、失礼ですが「うわあ、ブサイク…」
って思っちゃったんですよねえ…。
「トゥルー・グリッド」スチール
当然右がヘイリーちゃんです。でも子役にありがちな、「小さい頃はカワイかったけど、大人になると…」的なことにはならないと思われます←すげー失礼

けれどマティの意志の強さ、怖れを知らぬ凛とした態度、博学かつ頭の回転の速さを体現できうる唯一無二の
堂々たる女優だ、と思います。子役、という枠にはめる方が失礼な気がします。
彼女の存在感が、この映画が多くの映画賞のノミネートに繋がったのでしょう(実際ヘイリーはオスカー助演女優賞にノミネートされてました)。

そしてコグバーンを演じたジェフ・ブリッジズがまた渋い!「ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」での色男も
今やすっかりオッサンになりましたが、この人は年取ってからのグダグダな感じがすごくイイです。
まあコーエン兄弟の手にかかると、どんなカッチョイイ男でも悉くグダグダになりますからね(笑)。
彼はこの役でオスカー主演男優賞獲りましたね。やっとこの人の時代が来たのか…。

ところで、私にしてはキャストをあんまり下調べしてなくて、ジェフとあとジョシュ・ブローリンが出てること
しか知りませんでした。「あれ?テキサスレンジャーのラビーフ役って、マーク・ウォルバーグだっけ?」
とか思ってたボケっぷりでした(恥
ごめんよマット…。でもヒゲ生やしてたらマーク兄貴にしか見えなかったんだよ…。
彼はまた当時のインテリ役ですが、カービン銃の腕は確かで、レンジャーであることを誇るタフガイでも
あって、いつものジミー大西顔の時よりカッコよかったです(キッパリ

その他、チェイニー役で「ノ―カントリー」でひと皮剥けたジョシュ・ブローリン、チェイニーの親分格の
ネッド・ペッパーに「プライベート・ライアン」のスナイパー、ジャクソン二等兵のバリー・ペッパーなど、
馬と銃の扱いに長けている俳優陣のアンサンブルに酔いました。ジャクソンヒゲ生やしてたから誰だか
わかんなかったよ…。ダニエル・デイ・ルイスかと思っちゃったじゃん…。
あ、ジョシュはわかりやすかったですけどね。この人はチンケだけど憎めない悪党をやらせたらピカイチ
ですね。彼は間違いなく、ジェフ・ブリッジズの系譜に連なる役者です。

この映画、日本ではPG-12指定(12才以下の子供は保護者の同伴なしでは鑑賞できない)なんですが、
まあ多少血はでますが、できれば小学校高学年ぐらいの子供たちに観てほしいなあ、と思います。
子供たちならマティの聡明さと勇気に拍手を送りたくなるだろうし、大人たちはマティによって
男として人間としてのプライドを取り戻していくコグバーンとラビーフの姿に熱くなること間違いなしです。

ラストはやはりコーエン兄弟らしく、ほんのり苦みもありますが、彼らの映画の中では万人受けする作品だと
思います。コレはいい映画です。この後「ザ・ファイター」「ブラック・スワン」を観る予定なんですが、
参ったなあ、コレ最後にとっとけばよかった…。

というわけで、今年ひょっとしたら自分の中でベストな作品にめぐりあえて幸せでした。
関東、関西圏ではもう終わってるところもあるようですが、DVDで観るなんてもったない!
ぜひぜひ、スクリーンでご覧になってみてください。
邦画もいいけど洋画も頑張ってますよ奥さん!



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「ケロロ軍曹」ギロロ×夏美の同人サイト運営中
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